現代は「じっくり育てる」はとても嫌わる時代です。
嫌われる理由の昔からありましたがその傾向は強いのです。
「すぐ効果が現れない」。
専門学校の仕事を通じてそこは痛感させられました。
卒業時の目標は良い就職先を各生徒の実力に合わせて斡旋すること。
ただし就職先にも選ぶ権利はあります。
だからこそじっくり育てるということとは相反することも多い。
そんな時には生徒に話すことがあります。
- きちんと身に付いた技術と知識ならずっと忘れない
- 実践でこそ磨くために今こそが短い準備段階である
- 繰り返しやってみるしか自分の身に付かない
誤解して欲しくないのは「我慢」しろとか「耐えろ」という言葉は一切使いません。
これはも仕事ですからなおさら集中できません。
近道はありませんが自分なりの工夫があればなおいいです。
当然、生徒個々のやり方を尊重しています。
だからこそやることに対しての時間と目標とプロセスをきちんと設定します。
全員違ってもいいと思います。
終わりが無い
結果も出ない
やりがいを感じない
これでは誰でも仕事にチャレンジもしないですしね