電話で会話することは以前に比べて大幅減少しています。
加えるならば電話での接客も同様。
接客と言えば「電話営業」という手法も少なくなりました。
目ぼしい会社に手当たり次第にかける。ノルマのあるのはかけた量。
効率よりもその量を重視した懐かしい営業手法です。
しかし、私はあえて「電話接客」を授業に取り入れていました。
良い部分があります。
- 相手が見えていないのできちんと伝えないと理解されない
- 相手の言葉がこっち側の言葉と違っていないかの確認する
- 一方的な時間を使っているので要点を伝えないと正確に伝わらない
相手が目の前にいることで出来ていたことが全くできません。
自転車の場合は特に「パーツを指さす」ことで出来ていた接客が出来ません。
そんな時にこそ電話接客をイメージします。
これってスポーツでも「イメージトレーニング」に通ずる部分があります。
スポーツであればイメージすることで脳がカラダの動き方を即してくれるから。
授業だと「対面で接して」いますがそこではあえて伝わった情報だけをまとめます。
電話とはかけた側がかけた相手に一方的に時間を使わせること
つまり伝えたいイメージが相手にもあってこそ伝わります。
対面ならその距離感は限りなく近いはずが電話だと物質的な距離感よりも
「遠いイメージ」が大変なのです。
学校では双方の「意識の違い」を
細かく学べます