パート1はこちらです。

パート1では実際に国内でおこった災害についての史実と自転車活用に関して要約してみました。
先日も1995年におこった大震災(阪神・淡路大震災)から28年が経過したとニュースは伝えていました。
直下地震型でしたから揺れからの時差もなく建物そのものが損壊していましたので「自転車で避難」の
可能性は少なかったようです。

それでも生活するなかで「自転車で移動」は大きな役目を果たしたと
被災者の方からはお聞きしています。
地震に限らず自然災害は一回きりでもう来ないわけではありませんし前回もお伝えしたように
自転車での「免災」も自転車の使い方に加えてもらいたいと思います。
では何が自転車に備わっていればいいのか

  • 自転車に最低限な生活道具を全て搭載して移動できる
  • 避難する場所へのルートを確認でき情報を獲得できる
  • 生活に必要な家電製品すべてを走行中でも充電できる

歩行でも車でも可能でしょ。
実際に被災された方も異国同音におっしゃるのは「備え」です。
免災観点」でむしろ自転車の利用を再認識していただきたく思っておりますが
自転車業界側からの提案だと「売らんかな」の発想しか持たれずに大事なことが
伝わりません。

災害対応の特殊仕様自転車もありませんがそのかわり一般的な自転車でも活用は可能です。
次回はもっと具体的な避難行動への最低限の条件もお伝えしたいと思います。

パート3に続きます