自転車業界に限らず究極の問題です。
素晴らしい」と思っている側から知らない側に伝える。
素晴らしいは好きよりももっと難しい。
こういう時によく「共感」と「同感」の違いを考えます。

  • 共感とは例え同じことを経験しなくても生れる
  • 同感は同じことを経験していること
  • 共感と同感は必ずしも同じではない

日本語として混同されている時も多いのがこの2つ。
素晴らしさと伝える時に同感して欲しいと思うことは悪くないのですが
最初から同感を強要する場面が多いのです。
「自転車に乗ってください」
乗ってくださいはもちろん大事なことかもしれませんが
感動する前にその「素晴らしさ」を伝える必要があります。
乗らないとわからない。これも同感の強要です。
その前に伝えることを省略しています。

乗らないとわからなくても
まずはそれを伝える手段を考える