最初の「ヨーロッパ訪問}は30年前。
アメリカ・アラスカ・アンカレッジ経由。
自転車の仕事をする以上はヨーロッパの自転車文化は
避けて通れません。
最初のイタリアの写真を見るたびにその憧れが蘇ります。

それでも30年経過して実際に生活をすることなんて当時は
想像できませでした。「憧れが現実に」なった瞬間。
長い時間と経験を経て憧れにも変化がありました。

  • 中心部の自転車道は馬車道だったことが多い
  • 200年以上の自転車史に常に寄り添ってきた
  • 自転車レース以上に自転車文化が各国で違う

日本の自転車環境と違うし憧れる業界内の識者もヨーロッパに憧れている方も多め。
でも同じことをするのは上記のような理由から無理です。
でも、日本で独自に発展した自転車文化もあります。
ご存知の通り、車産業は日本の基幹産業でありこれからも輸出をメインに
しなくてはいけません。
でも、憧れるだけだと生活で使っている自転車文化を欧州自転車文化に
重ねる逆にうまくいきません。

日本独自の自転車文化を
育むことを恐れない