ここ数年で「レンタサイクル」や「シェアサイクル」の手法が
大きく変わり始めています。
たった十年前の「レンタサイクル中心」から変化しています。
「レンタサイクル」とは移動先で自転車を借りる(レンタルする)こと。
1時間に1本しか電車もないしそもそもタクシーを
何らかの方法で呼ばないといけない。
そんなときに本当に助かりました。
シェアサイクルも借りることには違いはないのですが
その自転車を共有(シェア)すること。もう少し今の時代の
キーワードに使い要素を盛り込んでいると言えばいいのかも。
じゃ全部がシェアサイクルと名乗ればいいんじゃないと思いがちです。
ではシェアとレンタルを区別するには。
- シェアサイクルはポートに自転車がある
- 返却場所も他のポートを探して返せる
- 使用料金は数分から1日程度まで
もちろんレンタルにもシェアと重複する部分があると思います。
でも設置されたポート(保管場所)が決められているのと返却は
借りた場所に返さなくてもいいという部分は大きいですよね。
最後の課金ですがそもそもシェアするといっても短い移動などが
メインなのでその分、細かい時間設定です。
その分「自転車利用を多くの人で分け合う」という面が
まさにシェアです。
ではレンタルはどう定義すればいいのか。
- 複数でシェアせず借りる要望に応じる
- 返却場所は基本的には借りた場所
- 長めの期間設定など柔軟に対応
どうでしょうか。こうやって仕分けてみるとシェアサイクルとの
違いが明確になり新しいビジネスが見えてきます。
借りたいニーズに柔軟に
対応できるレンタサイクルの
可能性を広げたい