自転車の世界では特に「努力義務」というキーワードが目立ちます。
個人の努力を強いるけど法律では縛らない。
義務を守っても守らなくても特に法律罰則も無い。
だったら努力が無駄。そういう発想になることを否定できません。
努力義務とは日本人の発想だなと感じます。日本語としては成り立っていますが。
もちろん表現の意図は別です。
守って欲しいのはとにかく「交通事故防止」策につきます。
誰だって事故はしたくないけど事故前にはその「必要性}を感じない・
では努力ではなくどうやったらその「必要性に気づいてもらえる」のか。
- 事故になってからでは遅いので準備の必要性を説く
- ルールを守る方が少数派にならない事を認知してもらう
- 努力ではなくやる事の過程と効果を丁寧に説明する
努力とは誰かに知らせるものではなく「こつこつやる」ものだったはず。
だから義務ではなくやっているから「良い事が自分にない」とやらないです。
「言葉選び」つまりやることのメリットを認知してもらう。
メリットがあるから誰もが守っている。守ることがあたりまえになっている。
そういう仕組みにしたいものです。
努力義務ではなく努力メリットが大事