専門学校学校長時代の学びを紹介したいと思います。

この課題を知っていますか?

ほとんどの生徒は「知りません」と答えます。そりゃそうです。
先生側も知らないことを知って欲しいです。
でも時々「知っています」と答える生徒もいます。ははーん。
知っています」という言葉をあえて分析します。

  • 課題を「見たことがある」という意味
  • 課題の「答えを知っている」という意味
  • 課題の「意図を知っている」という意味

先生側としてこの3項目は全く異なるもの。同時に生徒側にとってもですが。
でも、生徒はどの意味なのかを教えてくれません。
でも肝心なのはどれかではなく

知らないのはどの部分でどの範囲なのか

です。先生側にとってもこれ自体が先生が受け取る課題です。
もちろん答えは一つではなく最後の「意図」がわかっていても課題の答えを
考察できない生徒がいました。
もちろん「知らない」と答える生徒にも同じことが言えます。

知らないことを気付いてもらうには
丁寧な知らない分解と分析が不可欠