前回のレポートは(こちら)です。

スマフォ完結で学べる

このキーワードは5年前(2018年以前)ならば誰にも支持されず信じてもらえなかった。
それどころかほとんどは「否定」されていました。
もちろん「一ヶ所に集まって学ぶ(集合教育)」を否定しているわけではありません。
前回も強調したのは「わかった気になった受講生を減らす」です。
一ヶ所に集まるとどうしても他人の目が気になります。

  • 私だけわかっていなかったら恥ずかしい
  • わからない部分があるけどそのままにしておこう
  • そもそも何が必要なのかがわからない

上記を始めとして「集合教育」には問題点がたくさんあるのも確か。
それならばスマートフォンで学べることの可能性をもっと探るほうが得策。
これまではそんな可能性を感じながら大きな問題もありました。

受講生に学ぶ道具をどうやって提供(貸出)するのか。
現在ならばこの心配は限りなく少ない。
加えて受講機器はもちろんですが「通信環境」も。
ペーパーレスとか謳いながら実はダウンロードして紙を印刷することも必要ありません。
そしてその大きな後押しが「動画作成」です。
撮影機材と編集機材のコストは恐ろしく下がりました。
弊社が今春から始める予定の教育機関でもまずは「文字ではなく動きで理解してもらう」が
前提です。そこにあるのは

  • 学びに最適な伝え方を短くまとめる編集力
  • 技術紹介では特に視覚、視点
  • 動画での理解確認作業がおこなえる自己診断

通信環境がこんなに整備されても理解考察や進捗確認などやるべきことはあります。
次回は具体例からその題材をどうまとめるかを考察したいと思います。

(パート3に続きます)