昨年この話題(こちら)を少し取り上げました。

駐輪場は以前あった「違法駐輪問題」を抑制するのにとても役立ちました。
違法駐輪とは移動手段である自転車が駐輪する場所が無いか分からないからどこでも
停めてしまう問題。
悪意がなくてもこの問題で駅を始めとした公共施設は悩まされました。
しかし、現在は問題の解消スピードが進みました。
違法駐輪自体は放置自転車も含み回収体制があり今後も段階的に減っていきます。

今回は更に駐輪場を活用しつつ活かすプランを考察してみます。
以前のレポートでは駐輪場にある自転車利用者のためのサービス考察でした。
今回はもう少し駐輪場について自転車のことから考察したいと思います。
駐輪場と言えば今一番問題になっていることがあります。

停めてある自転車の料金を勝手に払って
自分の自転車を停める

被害者以外の自転車利用者なら意味もわからないかもしれません。
駐輪場は場所によって常に混雑していることが多いいもの。
車なら「満車」の文字が表示されますからそもそも停められません。
でも自転車は「知らない誰かの自転車」であっても料金を支払えば解除出来ます。
これも色々な条件が重なっています。

  • そもそも駐輪料金が格安である
  • 現金支払のみだけなので履歴が残らない
  • 履歴キャッシュレスとの紐付けができない

コストの関係で上記の問題はなかなか解消されません。
首都圏などではこれを解消できる駐輪場も存在しますがキャッシュレス推進時代に
何か方策は無いものでしょうか。
次回からビジネスプランとして考察するためのリストなどまとめてたいと思います。

(パート2に続きます)