特にスポーツ自転車では「接客品質」がとても大事です。
スポーツ自転車は主に移動手段だけに使われないのでどういう使い方を
していただくかを説明する必要があります。

接客時間が長いほうが伝わるのか

専門学校でも接客品質の授業はとても大切にしています。
まずはお客さまに伝えたい項目をまとめます。
そしてそれをお客さまにあわせて会話にしてみます。
そんな時によくある事実があります。
「丁寧な接客をするなら会話が長くなる」です。
もちろん必要な情報をお伝えするならある程度の時間は必要。
そこには勘違いがすこしあります。
接客の両側(店員-お客さま)で受け取り方が違うからです

  • ていねいな接客は必ずしも時間が長くなくても良い
  • お客さまの知っている情報をしっかり分析する
  • 必要最低限な知りたいことは個人差がある

もちろん、店員側の最低限の知識が必要なんですがそれを全て伝える必要はない。
でも店員はなるべく知っていることを全て伝えたい。
伝えるほうが親切だ。そういう気持ちがあるからこそ丁寧が長時間の接客につながります。
お客さまが望むなら引き出しの中身を全てお見せしたい。
お客さまが1人ならばいいのですが。丁寧ではなく「適切」が接客には求められます。
では「適切な接客」とは何か

パート2に続きます