ここ数ヶ月における国内自転車ニュースのベストキーワードは「ヘルメット」ですね。
4月から国内では自転車における「ヘルメット着用努力義務」が全世代に始まることで
まさに注目が集まっています。

ヘルメット販売側(自転車業界)「今まで売れていなかったから売上が上がる」
使用者であるユーザー側「ルール(強制)じゃないならかぶりたくない」

相いれない考え方は平行線のまま。
もし、法制化が進めば恐れている事があります。歴史は繰り返す。
1980年代に原動機付自転車(原付バイク)が辿った道を歩むかもしれません。
ヘルメット着用義務後に本体の原付バイクがまったく売れなくなりました。

自転車は生活必需品だから売上が無くならない

当時もそんなことが論じられました。無くならないはずの売上は無くなりました。
自転車は原付バイクとは比較できない。
いえ。代わりがないわけではなくそういうタイミングで「代わりの移動手段が生まれる」だけ。

もちろん「ヘルメット」は交通安全に無くてはならないもの。
でも「ヘルメットの価値」ってそもそもなんでしょうか。
価値をきちんと理解してもらう事の方が先です。

パート2に続く