国内の小売業は今年はとても大事な転換点ではないでしょうか。

コロナが落ち着いたらきっとあの頃に戻る

願望とかそう思いたい気持ちなら理解できますが元に戻るどころか変容し続けます。
そして残念ながらその淡い期待を持ち続ける限り小売業を続ける事が困難になります。

  • 流通の仕組みが大きく変わってしまった
  • モノを購入する気持ちと価値観が大きく変わった
  • 生活スタイルそのものを変えざるを得なくなった

変わったものを元に戻すことには大きな苦労と手間が生じます。
そこまでして元に戻したいのか。
イヤ、コロナ前から全く何も変わっていない。
それなら小売業に向いていないかも。小売業とはお客さまが不可欠。
お客さまの考え方やライフスタイルが大きく変わっているのに
小売りスタイルをまったく変えられない。

今週からマスク着用が個人にゆだねられるようになりました。
では一斉にマスクを外すのか。
マスクを外してもウイルスが街中でまた流行する事はないと断言できるのか。
明日も同じように売れると信じる事よりもお客さまが求めているものを
必死に探さないといけない一年です。

少なくとも完璧な答えや方策はありませんが、自転車が売れるには
今までの考え方をもう一度同じように繰り返すだけでは売れないのも
事実です。