自転車販売店はチェーン店を除き「少人数運営」がほとんど。
だからこそ一人で何役もこなさないといけません。
いわゆる、1人だけでやっている「定食屋」さんですね。
料理はもちろんのこと注文を聞き料理を差し出す。
もちろん皿洗いもレジ管理もすべて。
大変ですがスタッフ、従業員という固定経費は経営を圧迫します。

裏を返せばきっちり「ワンオペの仕組み」を作り上げれば
運営効率を最大化できます。
ではどんな事に気をつければいいのか。コンサルではもう少し分析しますが
毎回店舗で伝えている大事な項目があります。

  • 接客時間を可能な限り減らす
  • 作業スケジュールの確率(予約等)
  • 積極的なITシステムの活用

スポーツカテゴリーではやはり接客が不可欠です。
しかしそれだからこそ「接客にかける時間」がバカになりません。
ほとんどの自転車販売店は「待ちの商売」です。
開店時間になってシャッターを上げてひたすら来客を待つ。
雨の日には来店の少なさを嘆きながらひたすら待つ。
そんな時に突然の購入希望者が来店されると嬉しくて接客に時間を費やす。
そして終わってから組立や整備の時間を取られていることにまた嘆く。

ワンオペ効率がいつまでも改善されません

接客時間を減らす方策をもっと明確にすると

  • 購入動機をウエブサイトで予習してもらう
  • 接客ストーリーをカスタマージャーニ等で準備する
  • 接客動画と予約システムの積極的活用

接客時間は必要だけど結局、自店の商品を販売するだけなので来店客の想定をしておけば
個別に話すことの違いはかなり少ないです。
そうなると「こういうお客さまに来て欲しい(買って欲しい)」が固まります。
今ならばウエブサイトや短い動画にまとめておくことも簡単です。
そういうことがあるからこそ来店されるお客さまが購入する商品をある程度絞り込んでくれることにも
つながりますから接客時間の効率化が更に高まるのではないでしょうか。
それ以外のワンオペ化のヒントを続けます。

パート2に続く