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前回は減らない自転車盗難の現況をまとめてみました。
最近は沢山の「自転車防犯グッズ」は販売されています。
その筆頭はなんと言っても「GPS(ナビゲーション)」でしょうか。
かなり前からあった仕組みです。
これまで普及しなかったのはなぜでしょうか。

  • 発信と受信が汎用品で出来なかった
  • 発信側の電源問題が解消されていなかった
  • 盗難時に場所が追跡しにくかった

このシステム普及を大きく変えたのはなんと言っても
スマートフォンではないでしょうか。
スマートフォンが電話(会話)以上の機能をもちました。
地図上に自分の位置が瞬時に判ります。
そんな時に発信器はとても小さく電池駆動を可能にしました。
しかし便利なものにはその便利さゆえの危険も生じます。

他人が勝手にGPS機取付けられる

これは「ストーカー」に関する法律の中に明文化されています。
小さくて便利ゆえに起こる事件です。
性善説であるけどこのリスクは常にあります。
ただし、これもご自身で身を守る立派な防犯対策です。
今後は自分の持ち物にそういう仕組みが取付けられていないかを
チェックしてくれる「GPS探知器」も普及していくでしょう。

自転車盗難に関する抑止効果とは「盗られにくくする」よりも
とにかく他人が勝手に「販売しにくくする」です。
前回も伝えましたようにやはり「転売」がキーワード。
転売できないことがわかれば昔のように自分で乗るだけ目的以外は
かなり抑止効果として大きいです。

それなら持ち主の特定が販売現場ですぐに証明できる
自転車自体の「車体登録」がもう少し進化しなくては
いけないようです