アシスト自転車が日本で発明されたのは1993年。
2023年でちょうど「30年目」です。
自転車において人間の力をどうやって「効率的に使うか」に様々な英知が使われてきました。
でも、自転車が移動する際に車輪の回転でライトが点灯することからも
移動エネルギーが発生してるのは確かです。
でも発電して電気に代わったエネルギーは現代の「電気生活」に使えないのか。
ライトを光らせる電力はわずかなので生活には使えませんけど。
そうなんです。「充電」と「蓄電」が出来ないのか。
最初に「充電」を整理してみると
- 発生したエネルギー「電気」を蓄えること
- 電気で動く機器等に電力を送ること
- 充電器のような直流電圧を得るもの
次に「蓄電」を整理します。
- 電力を電池等に貯めておくこと
- 必要な時に電力を使用できること
- 貯める技術や方法は発電や充電より難しい
言葉としては違いもありますが基本的には語意も近いものがあります。
要するに利用する電気に対して「備える」と「蓄える」の違いです。
ただし自転車の発電力は「微力」なのでこれで充電と蓄電を賄えない。
でも自転車の大事な役目は別にあります。
個人で自力で移動できる
最適な移動手段
これを活かすには「充電と蓄電」は不可欠。
ではどんな手段があるのか。(2023年に続きます)