自転車観光にはおもてなしの心があればよい

おもてなしという言葉は「東京オリンピック」が話題になった頃に
とても良く使われました。
確かに観光には「受入側の心の持ち方」はとても大事です。
気持ちがなければそれは伝わらないですし、気持ちよく帰ってもらうからこそ
また訪れたくなります。

では「気持ち」だけで良いのでしょうか。
気持ちは心の中で思うだけでは伝わりません。
伝わらなければやっぱり満足度が大きくはなりません。
弊社の「自治体コンサル」では受け入れる地元の理解を深める事を
最初にデザインしていきます。

  • まずは自転車に乗って徒歩移動との違いを知ってもらう
  • 自転車の置きやすい場所とは盗られにくい場所である
  • 自転車を置いてこそ楽しめるメニューを用意する

基本的な事ですが自転車の楽しみがわからなければ自転車旅に必要なコトやモノが
創造できません。
以前も書きましたが「自転車愛好者向」の場所とか道具以前に大事な事がたくさんあります。

自転車に乗っていない時間を
どう演出できるか

それがなければ自転車観光の目玉は「立ち寄るだけの場所と時間」だけになります。
愛好者は「自転車に乗る事が趣味」な方が多くいらっしゃいます。
素晴らしい情景の中で走る気持ちの良さだけを味わって帰ってもらうのはもったいない。
地元の素晴らしさって自転車で訪れてれても自転車を降りた時の価値ではないでしょうか