イメージの見え方

自転車におけるブランド担当者の方々と話しながら
よくお聞きする事があります。
ブランドイメージ」ってあるんですか?
想像通りなんですが多いのは
ウチのイメージは・・・です
これって見え方というよりも「イメージの決め方」では。
もちろん、イメージが決まっていないよりはいい。
でも大事な事はつまり・・・
イメージ通りにユーザーが認知しているかでは。
イメージを「決めるのは会社やブランドチーム」だけだと
勘違いされているけど本来ならばブランドイメージを
決めてくれる要素の中で「ユーザー」の存在を無視出来ません。

どんなユーザーが決めてくれるの

イメージを決める要素にユーザーが欠かせません。
会社やチームで決めていてもそれが伝わらなければ
それこそ本末転倒。
少し前ならそれでも良かった。
それこそをクリエティブと言いきる方も少なくない。
でも時代は変わりました。

現代はユーザーが発信した言葉とかイメージを
他ユーザーが信用する傾向が強い時代です。
そうだからこそ「口コミビジネス」ある意味価値を持ちました。

例えば会社やチームが導きだした「ブランドイメージ」を
熱狂的ファンを自認するユーザー」のイメージと違っていたら。
自転車業界におけるブランドイメージにもこのような
ミスマッチ(認識のズレ)が起きているブランドが散見されます。

これはこれでしょうがないと諦めますか。
もちろん、今さら違うと直接に指摘出来ません。
ということは自分たちで用意したブランドイメージを手段も含めて
どのように伝える」かがキモです。
もちろん購入前の方にもしっかり伝わるならそれこそが
最終的にはブランドイメージとして育っていきます。

使う人のライフスタイル

そうなるとどんなユーザーに使って欲しいか。
そのユーザーならばどんなイメージを発信してもらえるか。
やっぱり「ペルソナ」を決めなければ会社側での
イメージ作りが担当者のイメージだけに終わります。
当社で大事にしているのはユーザー、つまり「使う方の
ライフスタイル
」です。
自転車を選ぶ前に色んなもの、生活に必要なもの
趣味として楽しんでいるものを選んでいるはず。

今週は当社のコンサルタント業務の中でブランドの作り方を
少し因数分解してみました