自転車を使って走らない観光ってありえないだろ
私が自転車観光のアドバイスをした時におっしゃられました。
乗るヒトはそういう発想しか無い。
心の中では通じていないという気持ち。でも言葉の語意が伝わっていなかった。
数十年前の仕事です。
でも、今もその気持ちは変わっていません。なぜなら
- 自転車に乗り続けるのは観光ではない
- 走らない時にこそ自転車を意識する
- 走らない観光があるから走る楽しさを感じる
あの時にこういう条件と物語をきちんと作れれば担当者も前のめりになってくださった。
自転車にもっと興味を持って欲しいのでそう思った。
でも当時は具体的な施策が頭に準備できていなかった。
もちろん今ならその地域の特性とかルートを勘案してよい提案が出来るのに。
走るルートと見どころだけを来訪者に提案しても全く意味がない。
今ならばそれを正しく理解できます。
走らない自転車観光こそが
自転車観光のキモです