専門用語が標準語」。スポーツ自転車の世界です。
業界の中ではそれで通じます。多くは和製英語ですが通じます。
もちろん、それで通じるなら言葉の持つ意味はあります。
でも、販売店店頭などでお客さまが使われているのをみると実は
少し意味がずれている。そんな場面に出くわします。
以前なら辞書がありました。
辞書で調べればきちんとした「語意」がわかりますから
意味の取り違えも少ないでしょう。
現代の辞書がオンラインにあると思っている方は検索してそれを
知りますが残念ながら語意そのものを理解していない場面も。
例えばこんな専門用語があります。

  • チェーンがのびる
  • 変速ワイヤーがのびる
  • ブレーキワイヤーがのびる

「のびる」と聞くと伸びるを想像します。
具体的にはパーツ自体が伸縮しません。
それでもこれをのびると表現するにはわけがあります。
プロでもきちんとしたこの言葉の使い方がわかっていない
場面にでくわします。

専門用語は調べて使ってこそ使えます