自転車接客業。独特な世界です。
これまで「接客業」の専門家の講座を受けてきました。
専門家は接客のプロとして自転車業界にその常識を伝えてきました。
残念ながらピンと来なかった。

自転車接客は独特な接客業

一般的な接客と何が違うかを10年以上考えました。
確かに講師のおっしゃる事は間違っていません。
でも、販売の現場では違和感があります。
そして違いを丁寧に考察するとやっと気付きました。

  • 入店時にお客さまの来店目的がわからない時がある
  • 購入目的でも利用本人が来店しない時がある
  • 目的を察してみないと目的に沿えないコトが多い

接客パターンとはいわゆるお客さまの来店理由に当てはめて動く事です。
でも自転車販売店ではそのルールが通じない。
自転車業界には「接客が得意」と言い切る従業員はいますが
それは接客が得意なのではなく「自分の知識を話したい」だけです。
お客さまの多くは「自分の来店目的を話したい」ので必然として接客が
成り立ちません。
むずかしことではないのですが自転車特有の商習慣というだけです

察する時間があることで
自転車接客が始まります