パート1はこちらです。

自転車という競技がなぜ盛り上がらないのか。
前回ご説明したネガティブな部分は「自転車競技の特性」もあります。
でも、もっとあるのはプレーヤーである競技者にもあります。

  • 自転車のもつ人間が出せるスピードが表現されていない
  • プロ競技がなぜかギャンブルとリンクしている
  • 世界的な舞台で日本人が活躍できていない

異論反論があるでしょうが国内で自転車競技が盛り上がらないのは上記のような要素もあると思います。
よく勘違いあるのですが自転車の「競技人口と愛好者」が同時に増えることはあまり関係はありません。
サッカーや野球はどうですか。
感動は別に愛好者でなくても出来ます。ワールドカップでの感動は特にサッカーが好きなわけではない。
認めない事実かもしれませんが世界的な競技人口であればサッカーや野球はバレーボールの足元にも及びません。

だからこそ自転車は何をすべきかです。
競技が知られると自転車の違う価値観が認めらる。その延長に愛好者の増加があるかもしれません。
それは「サッカーボールやバットは違う価値観」です。競技専用の道具ではありませんし。
そうなるとまず何をやるべきなのか。

  • 公道の中に周回コースをとれるイベントを開催する
  • とにかく競技人口の若い人材を育てるプログラムを作る
  • 競技をきちんと運営できる組織を育てる

カラダで例えるならば筋トレを頑張ってもまずは全体的なカラダ作りから。
カラダがきちんとするには食事も睡眠もとらなければいけない。
ということでやるならば基礎,基本からです。
日本人は改良は得意ですが改革はやりたくないですからね。

ワクワクには仕掛けと準備がある