コロナ前ですが上海レストランでの一番びっくりしたこと。
注文と決済全てがQRコードでした。
もちろん、オーダーも取りに来ないし支払もテーブルで完了。
一番驚いたのは選ぶべく「メニュー」もない。
テーブルにあるQRコードを読み取れば自分のスマートフォンに表示されて
それを読むだけ。店内の看板、サインから読むなんてこともなく。

味気ない。スタッフとの掛け合いがない。
要するに食べたいものは勝手に選んで支払もやってもらえればいいだけ。
日本でなかなか進まない理由はよくオンライン上でも分析されます。

  • 日本では偽造硬貨、偽造紙幣があまり流通していない
  • 注文から料理が出てくるまでが効率的(待たせない)
  • おつりをごまかす文化が無いので紙幣で支払ったほうが便利

要するに現金で払う文化でとくに不便を感じないのが最大の理由かなと思います。
ただし、現金にも製造するコストがかかっていますから今後は減っていくはず。
では逆に国内でQRコードが普及するとどんな良いことがあるのか。

  • スマートフォン完結で人件費を始めとする経費が抑えられる
  • メニューがいつでもカスタマイズ(変更,並び替え)可能になる
  • 他言語に対応してある程度の検索にも対応できる

自転車販売店には一見すると関係がなさそうです。
でも商品購入やサービス利用に関してスマートフォンをほとんど持っていることを
想定すれば色んな可能性が大きく広がります。
販売店の多くはワンオペつまり、1人で何役もこなす必要があります。
そんな時にQRコードが人間の時間をかなり分担してくれそうです。
では具体的な可能性については次回に。

続きはパート2で