日本では無人店舗と言えば「無人野菜販売所」。
誰もいない道路沿いに野菜が並べてあり気に入ったらお金を払う。
食べ物の安全は気にしないけど置いた側も売上は性善説信用経済である。

現在の「無人店舗」の利点はなんでしょうか。

  • 接客人員削減が可能である
  • 接客されるストレスがない
  • 実店舗がある安心感がある

衣食住に必要なものが無店舗で揃う時代になる一歩手前かもしれません。
もちろん支払にはキャシュレスは不可欠ですし店舗にはセキュリティーも安価に設置できる点も
現代のIT時代ならではなのかもしれません。

では「自転車では無人店舗では何が起こるのか」から想定してみます。

  • 自転車本体は組立と調整が必要である
  • サイズがあるので基準が明確でないと困る
  • 購入後の保証が明確になっていない

現時点でも「自転車無人店舗」が成り立つのは消耗品(チューブやタイヤ等)しか
難しそうですね。
*自転車観光地では実際にこれらの「自動販売機」もありますので無人店舗は可能。
でも、道具としての安全の販売は無人販売にはかなりのハードルがありそうです。

最近、地方公共交通機関でもある無人駅には「モニター付切符券売機」があります。
必要に応じて切符購入アドバイスが受けらるという仕組み。
確かに購入時に特急券とか指定席券などはどれを購入すればいいのか
わからないこともあります。

日本国内では人件費よりも問題になっている「人不足」は今後加速気味です。
完全無人販売の仕組みを購入側が理解して使用する場面が増えます。
自転車も無人店舗は絶対に成り立たないということではなく、部分的にはそういう仕組みを
考察する必要がありそうです。