斜陽産業の一つ。
人間が「本を読まなくなった」わけではありません。
本屋さんで本を買わなくなった。
買わなくなったから本屋さんが激減した。

  • 本の通販システムが大進化した(流通革命)
  • 中古本のやり取りが促進された(買取りと販売網)
  • 電子書籍が一般的になった(デジタル化)

これは「レコード屋」の辿った道に近い。
当時、音楽を聴く時にレコードが一般的だった。
まさに「ライフスタイルと仕組みの変化」が同時に来た。
もちろん、本屋さんも大小がある。
個人経営なら上記の理由が対象になり非常に厳しい。
大型店なら本以外の販売も視野に入れられる。
つまり淘汰はすでに進んでいたけどいよいよ最終局面。

本屋さんもこれまで異業種として紹介してきた
「クリーニング屋」「新聞屋」と同じ街コミュニティー。
それでも大きく違うのは規模の小ささだけではなく
「チェーン店(FC店)」が個人店故にほとんど成立していなかったこと。
中古本屋は相変わらず街にあります。

自転車販売店も同じ運命を辿っていることに気付きませんか。
販売店舗数
の推移も似ています。出典/公社出版科学研究所
20年かけて約半減してついに「1万店を切って」いるようです。
自転車業界にはここままで正確な数値がありませんが
自転車店も首都圏以外では毎年1000店近くが廃業しています。
ではチャンスはないのか

自転車の新しい価値創造が
まだ見込めます

本の価値はそこまで大きく広がらないのですが
自転車には存在が一般的には知られていない価値があります。
さらには毎日乗っている方も少なくない。
本屋さんのビジネスはおおいに参考になるります