パート2はこちら。
最近、あのトヨタさんが「ヨーロッパで自転車を販売を始めた」とニュースが報じていました。
これまで車メーカーの自転車販売と言えば・・・
- ブランド名義貸しの廉価自転車
- コンセプトを具現化する未販売商品
- 自転車ブランドとのコラボレーション商品
いわゆるメインコンテンツになりえないものがほとんど。
力の入ったというか自転車をきちんとクルマ側から考察したものは
残念ながらほとんどありませんでした。
この販売商品は「カーゴ自転車」でした。
カーゴ(cargo)自転車とは人やモノを運ぶ自転車のこと。
タイトルでもある「大きな自転車を具現化」しています。
それをトヨタ販売店網で販売することはとても面白い取組みです。
自転車自体の製作はトヨタではありませんがこんな自転車を販売することはこれからの
自転車が持つコンセプトの重要なキーワードになりえます。
クルマメーカーが自転車販売をすることのメリットとは、
- 自動車と自転車の役割をもっと明確にできる
- クルマと自転車のメリットに相乗効果を期待できる
- 1人移動を再定義する可能性が大きくなる
国内では車道を共用する時に聞こえてきます。
「自転車が邪魔で走りにくい」
「クルマが怖くて走りにくい」
この2つは常に平行線の議論です。大きさも速度も大きく違う乗り物が混在するのが
車道ですしそもそもオートバイも含めてみんな「車」です。
上記のようなこれからの効果を議論するタイミング。
特に弊社では「1人移動を再定義」に注目しています。
小さな車と大きな自転車のメリットは
今後もっと明確になります