パート1はこちらです。

自転車史に限らずですが「歴史に学ぶ最大のメリット」とはなんでしょうか。
それは「長い時間かかった過去を短くまとめてある」が一つの大きなメリットだと感じています。
特に経験してないことを学ぶには「経験してみる」が良いのですが
歴史には経験できないものや今あるコトの過程がわかるなどのメリットが
あります。

専門学校に限らずですが「歴史の必要性を感じない」と思われている現場に出会います。
そこには色んな意味があります。

  • 歴史を学んでも今の商品があるから必要ない
  • 進化の過程を学ぶことが将来の役には立たない
  • 古いことを知っている人の自慢は聞きたくない

よっぽどの「歴史マニア」ではなければこんな考えをもつほうがむしろ普通です。
それに歴史に興味をもつのは「伝える側の責任」も大きいです。
歴史を淡々と語っても受け取る側には興味すら浮かない。
でも、今からのコトに関連付けてみると驚くほどに興味を沸いてくれる時があります。
短くまとめるは今に限らず太古から伝わる時の大事なキーワード。
自転車史は特に今を知るのに過去を振返ると「なるほど」といえることの
オンパレードです。
なぜこんなカタチになっているのか、なぜこういう動きになるのか。
自転車の歴史はたった200年ですが車よりも電車よりも飛行機よりも長い歴史があります。

伝える側の伝える工夫こそが
歴史に興味を持ってもらえる