接客時間をきちんとかけて販売したい
そういう時代もありました。
きちんと説明したいのは理解できます。
それはあくまでも情報が少ないか入手しにくい時代。
現代は「接客レス」が進んでいます。
誤解無きように説明したいのは「接客が不要ではない」から。
ではなぜ接客が減っているのか。
- 店舗限定なら接客をほとんど求められていない
- 必要なpopや展示配置で購入導線を作ることを考察する
- 接客の中心は店舗にしかない「独自サービス」に特化する
減っているのはまず商品情報が事前に調べないで訪問する方が
圧倒的に多くなっているからです。
コミュニケーション能力の有無じゃない?
いえいえ、それは店舗に商品情報が集積していた時代。
つまりお店で聞くことで正確な情報が得られたから。
「ほとんど求められていない」
この言葉にも反論はたくさんありそうです。
反論される方の多くは実は接客の語意を間違っています。
接客とはお客さまに接すること。
悩みや知りたいことに寄り添うこと
お店の中でお客さまの事をきちんとお聞きして、買いたい気持ちに
寄り添うことです。
間違ってもお客さまの事を「論破する」ことが接客ではありません。
時間をかけるのがこちらからの一方的な説明なら不要だと思っています。
お聞きすることが長くなってもお客さまにとって
「丁寧に相談に乗ってくれた」
という印象が残りますしこのお店を信用したいにつながります。
冒頭にあった言葉ならお店側の「自己満足」の度合いが多めです。
時間をかけるくらいなら店内に仕掛をつくりかつ相談を予約制にする。
そのくらいならまた接客時間の効率化が進みます