CUEGOが月ごとに設定するマンスリーカラー。
今月の伽羅色(きゃらいろ)は、紅葉の赤ではなく、沈んだ香木のような深さをたたえた「移行/変化/再構築」の黄褐色。
Color Profile
- Color Name: 伽羅色(きゃらいろ)
- HEX: #CA9E61
- RGB: 202, 158, 97
- Philosophy: 移行/変化/再構築
Philosophy:熟成した問いを、新しい「構造」へ移す
9月は、「葡萄鼠(ぶどうねず)」が象徴する静けさの中で、夏に解き放った熱量を手元に手繰り寄せ、「なぜやるのか(Why)」という問いを深く熟成させる「内省と解像度の向上」の季節でした。
そして、秋が深まり、一年の終盤が視界に入ってくる10月。
CUEGOが掲げるマンスリーカラーは、香木の名に由来する日本の伝統色——「伽羅色(きゃらいろ)」です。
伽羅とは、香木・沈香(じんこう)の中でも最上級とされる希少な存在。長い時間をかけて樹木の内部に蓄えられた樹脂が、やがて深い香りと色を生みます。その沈んだ黄褐色は、派手に目を引く紅葉の赤とは対照的な、内側から滲み出る深みの色です。
季節が移ろう秋は、目に見える変化が最も華やかになる時期でもあります。
だからこそ10月は、あえて表面の彩りではなく、「沈んだものの価値」に目を向けます。9月に熟成させた問いや本質を、一過性の熱ではなく、長く残る香りのように、事業の構造へと定着させていく。伽羅色は、そんな「移行」と「再構築」の月を象徴しています。
Action:問いを「仕組み」に変え、構造を組み替える
9月の「思考の熟成と問いの深まり」を経て、10月は「変化を受け入れ、構造を再構築する」フェーズへとシフトします。
深まった問いは、そのままにしておくと思考の中に留まってしまいます。得られた気づきを、判断の基準、オペレーション、提案の型といった「動く仕組み」へと移し替えていく。うまくいかなくなった部分は惜しまず組み替え、残すべき核は、香木のように静かに、しかし確実に残していく。この「何を変え、何を変えないか」の見極めこそが、10月の最も重要な仕事です。
自転車店の経営であれば、日々の接客や在庫、数字の見方を。自治体のサイクルツーリズムであれば、来訪者の体験設計や地域内の連携のあり方を。熟成した問いを起点に、一度立ち止まって組み替えるには、まさに最適な季節です。
CUEGOはこの10月、クライアントの内に育った本質的な問いを、年末とその先まで機能し続ける「再現性ある構造」へと変換する伴走を加速していきます。
皆さまも「伽羅色」の深みをまとい、変化を恐れず、沈んだ価値を軸に自らの事業を再構築していきましょう。

