実力の平均値が示すものに気付いた
いつも講義をしていて気になるのは受講生の「実力判定」。
内容によって講師としてある程度のレベル差を想定しています。
それが全員一緒なら良いけど現実はそうなりません。たとえ受講生が2名でもレベル一致は現実的にはかなり難しいです。
そうなると講義をする時に「実力の平均値」を取りたくなります。でもこれが講義の「内容のズレ」を一番生んでしまうのです。
- 平均値は受講生の誰の実力でもなくなってしまう
- 平均値よりも上下の実力の振れ幅をつかんだほうが良い
実力は細かくすればするほど受講生の数になってしまうのである程度のレベルチームを仕分ける必要があります。
でもこの時に平均値は出さない。色んなビジネスに限らず平均ってあんまり意味を成しません。
「平均的な実力」などなくあるのは実力をどう判定するか。
判定して実力の基準を作るかに尽きます。
もちろん講座の時は受講生の実力に応じた内容が求められます。そんな時は受講生の上と下が大事です。
講義内容の中でどれだけ理解してくれるかまたは理解できないか。講師の腕の見せ所でもあります。
2026年の視点
2026年、教育のパーソナライズ化は加速していますが、講師が現場で対面する『個の熱量と理解度の差』を埋めるのは、今も昔も講師の『判定力』です。
平均という実体のない数字に逃げず、一番上の層をどう刺激し、一番下の層をどうボトムアップさせるか。この『振れ幅』へのアプローチこそが、CUEGOが大切にしている、組織全体の自走力を高めるための教育デザインです。
