自転車完成車のブランドの中で「カテゴリー」と言えば
車種を意味しています。
カタログでも明確に車種別に分かれているので
何となくイメージしやすいかと。
このカテゴリーこそが売上の浮沈を握っています。
もちろん、全てのカテゴリーの売上が上がるのが
プロモーションであり、マーケティングのメインです。


1990年代以降自転車カテゴリーはほぼ現代の
カテゴリー数に落ち着きました。
1970年代には日本国内にまだなかったのは
マウンテンバイク」と「トライアスロン」。
それまでは「旅カテゴリー」は現在よりも圧倒的でロードバイクは
あくまでも「競技車輌カテゴリー」と言えました。
奇しくもどちらもアメリカからの輸入カテゴリー。
平成生まれの方には想像し難いと思いますが
当時の販売店はこの2カテゴリー抜きに商売を
されていました。

カテゴリーの流行りと廃り

国内において車種カテゴリーが揃うに従って特定カテゴリーの流行と
別カテゴリーの流行を繰り返してきました。
当時は今よりもその傾向が極端でした。
80年代に輸入されたマウンテンバイクとトライアスロンは
当時のバブルにおけるアウトドアブームや
スポーツバイクの新しいカテゴリーに注目が集まりました。
その結果として
1990年代はずばり「マウンテンバイクブーム」でした。
その分、ロードバイクの売れない時代でした。
現在も経営されているロードバイク専門店の方々は
とっても厳しい時代でした。
その後、2000年に入りマウンテンバイクブームの終焉が
見えてきました。
その頃からスポーツ自転車の認知は更に加速して
ストリートブーム」が訪れました。
その時にはまだロードバイクは完全なブームでは無く
2010年代に入ってからその傾向が現れました。
そして2020年代はロードバイクブームにもブレーキが
かかり始めて現代は「グラベル」というカテゴリーが
注目されています。

これからのカテゴリーとは

50年をかけて「カテゴリーの拡大」にあわせるかのように
ブームはやってきてそして無くなっています。
いまのグラベルブームも恐らく当時の旅とマウンテンバイクの
ブームをリメイクしたイメージがあります。
つまり自転車のカテゴリーとは
経験者には「懐かしい」が始める方には「新しい」カテゴリーです。
これからのカテゴリーはその両方に共感出来る商品が残ります