パート1はちら

前回はなぜこのバーチャルなツアーが注目されだしたのかをご説明しました。
バーチャルな自転車の旅。
少なくともコロナ禍以前は否定的な意見が大勢。
世の中で受け入れられていたなら交通安全における事故シュミレーションくらい。
コロナ禍で外出抑制が始まりスポーツ自転車においてはレースやイベントが
全て中止になった時に現象は起こりました。
室内で画面を見ながら参加する。瞬く間に世界中でバーチャルライドが。
その事象を観るにつれて一部愛好者以外にこの面白さを伝えられないか。

前後して自転車観光ビジネスが盛んな四国でイメージ近いものを発見。
もうあったんだと思いましたが惜しい。

  • 近隣の名所をバーチャルで回れる、駐輪もいらない
  • 特別な格好(ヘルメットを含めて)がいらずに楽しめる
  • 天候、気温も室内なので特に意識しないで楽しめる

地元の楽しみを自転車で回遊しながら楽しむ。
そんな時に問題な三点「駐輪場所(盗難問題)」「乗車用具」「天候関連」を
一気に解消しています。

よくイメージ動画を拝見します。
よく晴れた日。太陽は輝くけど暑くない春や秋のある日。
モデルさんと揃えられたスポーツ自転車用の格好。
途中に出会う美しい景色やおいしそうな食材。
イメージとしては悪くありません。
でも、実際のリアルなツーリングではどうでしょうか。
それともっと大事なこと。
旅はもう団体でぞろぞろと移動することではなくなってします。
バーチャルツアーのもつ可能性は

楽しみのカスタマイズが出来る

だと思います。
自転車愛好者だけをターゲットにするならこのバーチャルな旅には
そこまでの未来は無いのかもしれません。
愛好者は走る前に事前に調べています。
天候はもちろん地形などの勾配もそして何よりも楽しむ術が走るだけです。
しかし、自転車で訪れる地元を紹介したければもっと仕掛けとしての
バーチャルな旅を作ることも多いに観光に結びつきます。
旅の準備は到着して現地でやらないのですから。
もっと具体的な仕掛けは次回です。

パート3に続きます