観光をビジネスにするには資源となるそのエリアでの「強み」が
不可欠です。
以前なら歴史や施設がその強みにとって大きな要素の一つでした。

でも、今は違います。
住人が生まれる前から伝わる歴史でなくても街にある何気ない看板に
物語を作ればいい」ですし、街の補助金をずっと投じている大掛か
りな施設でなくても「自然を活かしたスポット」を自転車で来訪する
観光客と育てる方がリピーターを広げます。
自転車観光に必要な資源は徒歩や公共交通機関などともまったく異な
る観光資源を作れます。
なぜなら自転車は徒歩よりも遠くに交通機関よりも時間に縛られない
移動が可能だからです。

マニア向け資源は差別化出来ない

数年前に国内で自転車を活用する「自転車活用推進法」が制定されました。
法律に伴い自転車活用推進計画に沿って全国の地方自治体では活用の整備が
進んでいます。
しかしその多くの施策がいわゆる「自転車愛好者」を中心にしています。
自分の自転車を持込み走るためのマップ。
自転車を自分で整備出来るための設備。
そして自転車を大切にするための施設。

もちろん、自転車愛好者の観光客には喜ばれます。
でも自転車観光とは愛好者向けに特化すればするほど本来の観光資源を
活かせません。
なぜならば自転車愛好者とは一つの趣味を特化した少人数だからです。
観光資源を活かした観光業を考えるなら来訪される多くの一般観光客を
対象にしなければ成り立たないからです。
もちろん、担当者が自転車愛好者であれば上記した施策は簡単です。
自分の趣味を想定してショーケースとして陳列すればいい。
でもそれならどこの地域の「自転車観光」でも差別化を出来るのでしょうか。

街にある観光資源を改めて発掘する

街にある「観光資源」とは。
皮肉な事実ですが毎日見ている地域住民が気づかない「ありふれた日常」です。
毎日みている情景だからこそ感動しません。
毎日そこにあるからこそ感謝もしにくい。
毎日あるなら非日常の発見になりにくい。
観光資源って住民が感動しなくてもそれは来訪される観光客にとって「非日常」です。
だからこそ観光資源は無理に作らなくてもむしろ「発掘」するものです。
例えば恐竜の化石。
それはずっとあるもので誰もが関心を持っていなかった存在です。
その価値はひょっとしたら「訪れた人にとって作られる」のかもしれません。
特に人口密集地以外では車移動が主流。
自転車は近距離か一部の通勤通学用途です。
自転車観光とは地域住民にとって非日常でもあるのでなかなかイメージしにくいですね。

資源で自転車観光を育てる

当社は自転車に特化した戦略コンサルタントです。
だからこそ自転車観光の考えを「地域にある非日常」を中心に組立てます。
自転車で発見出来る非日常ですから「地域住民の方にも感動してもらえる」自信があります