クリーニング屋に引き続き参考にしたい異業種。
以前はたくさんあった「ガソリンスタンド」です。
オーナーなら説明の必要はありません。
3年前の資料です。

  • 給油所(SS)数: 28,475給油所
    令和2年度末に比べて530給油所の減少

出典「資源エネルギー庁
毎年数%の減少。思った以上に数値的には少なめ。
しかし都内だけ見るとかなり無くなっています。
都内だとハイブリット、電気自転車の普及が進み、
自家用車の所有率の問題も減少事例に重なります。
実際に全国的にみて首都圏の減少率が突出しています。

  • 経営者の高齢化が加速している
  • 施設の消防法改正で高額な設備投資が必要
  • ガソリン以外のエネルギー(EV,水素等)が進む

最近ではこれに石油の「原価上昇」も加わります。
ガソリンは強烈な税金-コストの上に商売をしています。
燃料費が高ければが維持費高騰に直結です。
時代の変化をもろに受けています。
ちなみにガソリンスタンドの一つの新業態は
’セルフ給油」です。
資料によれば全体の約4割だそうです。

自転車販売店とあんまり関係ない。
そう思うならもうこの業界での仕事は向いていないと思います。
自転車を販売する際のコストはなんでしょうか。
入荷後の「自転車を組立てる、整備すること」です

自動販売機のように販売できない

もちろん今のままでは。
組立(整備含む)の時間は基本的には店舗固定費です。
これをどうやって減らせるか。
これに取り組まなければ根本的な改善はありません。
ガソリンスタンドが取組んでいるビジネスとは

  • 敷地内の油外ビジネスの確立
  • 宅配ビジネスや受取場所としての活用
  • レンタ−カーやカーリースのカービジネス

敷地は大きいのでとても可能性があります。
2020年に「業務内容規制緩和」が進み多角経営が加速します。
自転車販売店がガソリンスタンドと組めることは
たくさんありますね。