現場には学ぶことは沢山あります。40年に及ぶ仕事の中で疑いようの無い事実です。
現場を大切に通うことも現場から学んだことを活かすことも。
しかし、何も準備無しで学ぶことの少なさを痛感しています。

駆け出しの時はその準備の大切を十分に理解していませんでした。
当たって砕けろ」もちろん考えるより行動することは私がずっと大事にしていることです。
考えすぎて行動しないと何も変わらないから。
現場から学ぶことを次の行動、アクションに活かしたいので現場に行く、現状を分析する。
最近はそのアクションの精度が準備リストで大きく変わるんだと気付きました。
そのリストとは・・・

  • 現場環境を少し俯瞰(ふかん)で調べておく
  • 関わる人間の関係性を相関図を作っておく
  • 現場を変えるなら何から始めるかを想定しておく

要するに「想定外を少なく」しておきます。想定外があると気付きではなく単なる驚きにしかなりません。
そうすると知らないことを知っただけになります。
もちろん現場では知らないことも沢山ですがそれでもリストがあるだけで因果関係とかわかりやすくなります。
なぜそういうことが現場では起こっているのか。要因を絞込む時に想定内に近いとすぐに「なるほど」に近くなります。