例えば自動販売機で買いたい飲み物の価格が「表示されていなかった」ら
どうしますか。
買わない。そもそも「買えない。」そうですよね。
ではコンビニで陳列商品に価格が表示されていなかったら。
恐らく買いたいものならば店員に聞きませんか。
少し前にははこんな表示例がありました。

  • オープン価格
  • 時価
  • お問い合わせください(ASK)

要するに「価格表示」がありません。
オープン価格というのは表示としての少し特殊な例ですが
以前は店頭でも多く見られた記憶があります。
価格がわからなければ買わない。
そう考える人は少なく、むしろ値引きに関しても相談可能ならば
それを交渉で引き出せる。
要するに買う行為を楽しませるテクニックにも成りえました。

とは言え販売側は買って欲しい価格があります。
自転車の技術料は他業種同様以前は「定価(基準価格)」が表示
されていた時代もありました。
でも、時代は価格決定をみんなで強制してはいけない時代。
「どこでも価格が同じ」安心感への足かせがあります。
でも価格が表示されていないとどういうことが起こっているか

  • 基準になる価格がわからない
  • 価格の満足度がわかならない
  • 買いたい気持ちが少なくなる

もちろん、価格がなくても相談する場合もあります。
価格が無ければ「タダ」なのか「勝手にもらえる」と
判断する傾向が多くなってきました。

価格は提示してこそ意味を
もつ商品もある