今週のCUEGOセレクトニュース
業界ニュース
【今週のピックアップニュース】(画像一覧)【防災グッズ大賞】電動自転車のバッテリーが非常用電源になるの!?プロが厳選!普段使いもできる「停電対策」家電・周辺機器2選
(出典:https://monomax.jp/picture/366329/)
■ CUEGOの視点
防災グッズ大賞の優秀賞に、パナソニックのUSB出力アダプター(2,950円)が選ばれました。電動アシスト自転車のバッテリーが、災害時にはスマホやライトを充電する非常用電源になります。これまでありそうで無かった便利グッズです。毎日の足が、いざという時の備えにもなる。先々週の回生充電自転車と同じく、「防災」は移動手段「電動アシスト自転車」の新しい語り口です。納車時のひと言と、アクセサリーの提案につなげられます。
【今週のピックアップニュース】自転車の「屋内保管」「工具の貸出」も必須条件 石川県が「サイクリストに優しい宿」認定制度をスタート
(出典:https://www.fnn.jp/articles/-/1134089)
■ CUEGOの視点
屋内に自転車を置けること、工具を借りられること。自転車で旅する人が宿に求める最低限の安心が、県の認定条件になりました。サイクルツーリズムは、走る道だけでなく、泊まる場所、直す場所まで揃って初めて成り立ちます。これはある意味でチャンス拡大ですね。乗り手が困った時に工具やメンテナンスの知識を持つ地域の自転車店は、宿にとって心強いパートナーになれるはずです。
【今週のピックアップニュース】捕まるくらいなら”車道一択”!?「青切符」開始後に多くの人の自転車ユーザーの行動に変化が?
(出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/32adfaeda2d857a50a2f30a0ef5e794c5912ea32)
■ CUEGOの視点
青切符の施行後、自転車利用者の85.9%が「意識」に、77.2%が「行動」に変化があったと答えています。車道を走る人は、施行前の30.2%から70.5%へと倍以上に増えました。ルールが人の行動を一気に変えた形です。ただ、車道を走ることに慣れていない人も、同時に急増していることになります。ライトや反射材、ヘルメット、そして「クルマからどう見えているか」という走り方。車道へ移った人を安全に走らせる知識と装備を届けられるのは、自転車店です。
【今週のピックアップニュース】石川県内で検挙された9割が”ながらスマホ” 自転車”青切符制度”導入から半年
(出典:https://news.ntv.co.jp/n/ktk/category/society/kt06e927c457804f428c0be4df014dbea4)
■ CUEGOの視点
石川県警によると、県内で8月末までに検挙された70件のうち、94%にあたる66人が「ながらスマホ」でした。一時停止違反は2件、信号無視とブレーキ不良が1件ずつです。車道を走る人が増えても、スマホを見ながら走る癖は簡単には抜けません。自転車店ができるのは、「やめましょう」と言うことだけではありません。スマホホルダーの正しい位置、ナビは音声で聞く、止まってから操作するといった具体的な使い方まで伝えられます。注意ではなく、「代わりの方法」を渡せるのが店の強みです。こうした「正しい使い方」は、短い説明動画にして店頭やSNSで見せるのも効果的です。
業界外ニュース
【今週のピックアップニュース】オレオレ詐欺がAIで極悪進化。無言電話に返した自分の声が、家族をだますヤバすぎる手口
(出典:https://www.gizmodo.jp/article/2610-ai-voice-clone-scam/)
■ CUEGOの視点
ネットに投稿した動画が、声を拾われるきっかけになるといいます。インドネシアの銀行は、電話に応答した人の声をAIで複製し、家族や友人に送金を求める手口に警鐘を鳴らしました。米FTCは、以前から知っている本人の番号にかけ直して確かめることを勧めています。「聞き慣れた声だから本人」という常識は、もう通用しません。店主が動画やSNSで話す時代、声はすでに公開された情報です。こんな時代こそ対面の大事さが再認識されそうです。
【今週のピックアップニュース】”+(プラス)のついた国際電話番号には注意!” 警察庁特別防犯支援官 吉馬氏防犯落語「詐欺に喝(勝つ)!2」を披露
(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000288.000046264.html)
■ CUEGOの視点
落語で紹介された最新の手口は、次の2つです。
- 東京の03や、末尾が0110の警察署の番号を相手の画面に表示させる
- LINEに誘導し、ビデオ通話で制服姿の「警察官」と話をさせる
偽装されるのは声だけではありません。表示される番号も、画面に映る姿もです。「表示を信じない」「相手からの連絡で完結させない」。この二つが、これからの基本動作になります。電話は、相手の番号をこちらで調べてかけ直すのが基本です。
【今週のピックアップニュース】AI生成の”偽”請求書が増加 100万通超メールを分析したMicrosoftが明かす意外な「見破りポイント」
(出典:https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/spv/2610/15/news030.html)
■ CUEGOの視点
国内では2025年末から、企業代表者の実名をかたり、LINEグループの作成などを求める「CEO詐欺」メールが相次いでいます。ラックの調査では、150社以上が注意喚起を出しています。海外では、経営幹部を装って経理担当者に送金を求めるメールが、わずか3日間で100万通を超えました。小さな店ほど「社長の一声」で物事が動きます。それは強みであると同時に、なりすます側にとっては一番の狙い目でもあります。LINEを使った詐欺はこれからも巧妙で見分けにくさが一層増加すると思われます。
【今週のピックアップニュース】金融機関の口座開設 ICチップによる本人確認が加速 画像流出受け運転免許証の写真利用停止に
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=fn2BMSNBBR4)
■ CUEGOの視点
みずほ銀行は19日から、オンラインの口座開設で、運転免許証の顔写真による本人確認を停止しました。三井住友銀行も同じ方針です。相次ぐ不正アクセスで顔写真付きの免許証画像が流出し、なりすましによる不正な口座開設が懸念されているためです。2027年4月からはICチップの読み取りが原則義務になりますが、金融庁は前倒しを求めています。タイムズカーも、本人確認書類の画像を登録確認後に削除するルールに改めました。「見た目の画像」で本人を確かめる時代が終わり、先週お伝えした「持たない」が現実の動きになり始めています。店で免許証をコピーしたり、スマホで撮って保存したりしていないか。一度見直してみてください。
今週の特別コラム:声は、もう「名刺」ではない
先週、「日本語の壁」が生成AIで崩れたという話をしました。今週は、もう一つの壁の話です。それは「声」です。
先日、AIの音声合成モデル「Qwen3-TTS」を試してみました。今年1月に公開されたこのモデルは、わずか3秒の音声から声を複製でき、日本語を含む10言語に対応しています。しかもオープンソースで、誰でも手元で動かせます。
実際に、映像制作を手伝ってもらっている方が、本人の同意のもとで自分の声をサンプリングして作ったクローン音声を聞かせてもらいました。スマートフォンで録った短い声から作ったものですが、本人が「作った」と言わなければ、正直ほとんど見分けがつきません。しかも、時間をかければ声のトーンやアクセントまで、さらに細かく調整できるそうです。
これまで電話の向こうの声は、ある意味で「名刺」でした。聞き慣れた声なら本人だと、疑わずに信じてきました。しかし今は、店主が出演する動画、SNSのライブ配信、留守番電話の応答メッセージ、そのすべてが「声の素材」になり得ます。
誤解のないように言えば、この技術自体は悪ではありません。
ナレーションや動画制作、声を失った人の支援など、可能性は大きく広がっています。ただ、包丁と同じで、使う人次第で凶器にもなります。先週お伝えした「両刃の剣」は、声の世界にも届きました。
では、どうするか。答えはやはりローテクです。声や表示を見分ける力を鍛えるより、「お金や個人情報が動く話は、必ず自分から折り返す」という手順を決めておくこと。見分けられない時代だからこそ、迷わない手順が店とスタッフ、そして家族を守ります。
今週の「現場の備え」:声も番号も姿も偽装される前提で、「手順」を信じる
今日からできる6つのこと
1.お金の話は必ず折り返す:送金、支払い、振込先変更の依頼は、電話・メール・LINEのどれで来ても、登録済みの番号に自分からかけ直して確認する
2.振込先の変更は二人で確認:取引先からの口座変更は一人で判断せず、もう一人が別経路で確認してから処理する
3.「社長からのLINEグループ作成」は詐欺と決めておく:店としてそうした指示は出さないと、スタッフに宣言しておく
4.合言葉を決める:店のスタッフ間や家族間で、緊急時の本人確認に使う簡単な合言葉を共有しておく
5.知らない番号には慎重に:心当たりのない番号や「+」から始まる国際番号は留守番電話に任せ、無言電話にはむやみに話しかけない
6.本人確認書類の画像を残さない:免許証などのコピーやスマホ画像を保存していないか確認し、必要がなければ処分する
心構え:見分ける力には限界があります。頼るべきは、あらかじめ決めた手順です。
💡 小さな小売店が「価格競争」を脱却し、自走するための処方箋
ここまで読んでくださった方に、もう一つだけお伝えしたいことがあります。
「おかしいと思ったら折り返す」「お金の話は二人で確認する」。言葉にすれば簡単なことですが、忙しい現場で、焦らされた瞬間に守れるかどうかは別の話です。店主が「当然わかっているだろう」と思っている判断の基準が、スタッフには伝わっていない。それは「現場任せ」と同じです。
CUEGO LMSは、この「判断の基準」と「仕事の型」を、10分の動画と「自店ならどうするか」を考えるワークショップ形式で、あなたの店舗に合わせて一緒に言語化していくものです。知識をインプットして満足するのではなく、「明日から誰が、何を、どう判断するのか」まで踏み込むための学習プロトコルです。
- 電話や連絡への対応が、スタッフ個人の判断に任されている
- 新しい手口のニュースを見ても、店のルールに落とし込めていない
- 教えたいことはあるのに、教える仕組みがない
そう感じている方は、まずは無料の10分動画とワークショップを体験してみてください。

