今週のCUEGOセレクトニュース
業界ニュース
【今週のピックアップニュース】【大阪】自転車ヘルメット着用率が急伸 1位愛媛は70%超と浸透、ワーストは大阪「面倒くさい」
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=L1IwUDb-Zc8)
■ CUEGOの視点
努力義務化から3年、着用率は全国で伸びています。ただ、地域差は大きく、最も高い愛媛が70%を超える一方、最も低い大阪は9.5%で、3年連続のワーストです。心理学の専門家は、着用を左右するのは「周囲の状況」だと指摘しています。周りがかぶっていれば、自分もかぶる。それなら、店のスタッフ自身が通勤でかぶる、納車時に一緒に試着する、店頭に「かぶっている人」の写真を並べる。自転車店は、地域の「当たり前」をつくる側に立てます。交通安全の小さな第一歩ですね。
【今週のピックアップニュース】自転車「青切符」導入で「ルールをより意識」も…車道を通行する自転車増加で”黄色のセンターライン”を”白色”に?【Nスタ解説】
(出典:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/gallery/3042557)
■ CUEGOの視点
都内の青切符は半年で2977件でしたが、注目したいのは「警告」の数です。最も多かったのは携帯電話の利用で、5799件にのぼりました。青切符の手前で、多くの人が注意を受けています。そしてもう一つ、4月からはクルマ側にも新しいルールができました。自転車の右側を通るときは「十分な間隔」をとること。警察庁は、少なくとも1メートル以上あけると安全だとしています。ところが片側1車線の道路では、自転車を避けようと黄色のセンターラインをはみ出すクルマが増え、それ自体が違反になっています。追い越し違反が発生するからです。自転車が車道に出たことで、ルールの矛盾が道路の上に表れ始めました。センターラインを白にするかどうかは行政の議論です。ただ、「クルマは1メートルあけて抜こうとしている」と知っているだけで、自転車側の走り方も変わります。両方の目線を伝えられるのが、自転車店です。
【今週のピックアップニュース】タイヤの捨て方 ゴムとリム・ホイールで区分が違う8市
(出典:https://trilltrill.jp/articles/5145550)
■ CUEGOの視点
政令市20市のうち8市は、自転車のゴムのタイヤと、リム・ホイールで出し方を分けています。タイヤは燃やすごみ、リム側は燃えないごみや粗大ごみ、といった具合です。一方、川崎市・京都市・神戸市・北九州市の一覧には、自転車のタイヤを名指しした行が見当たりませんでした。お客さまにとって、交換した古いタイヤの捨て方は意外と悩みの種です。「古いタイヤはこちらで引き取ります」「お住まいの市ではこう出せます」と言える店は、地域に根ざした交換の最後のひと手間まで面倒を見られる店です。
業界外ニュース
【今週のピックアップニュース】直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起(JPCERT/CC)
(出典:https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260030.html)
■ CUEGOの視点
JPCERT/CC(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)は10月8日、9月前後に相次いだ個人情報の漏えいについて注意喚起を出しました。企業には外から操作できる機能と権限の総点検を、個人には漏えい後の不正ログインなどの二次被害への備えを求めています。漏れたパスワードを使って別のサービスに入り込まれる。それを止める最後の鍵が、二段階認証です。
【今週のピックアップニュース】不正アクセス特別相談窓口の開設/中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン(IPA)
(出典:https://www.ipa.go.jp/security/security-action/)
■ CUEGOの視点
IPAは10月16日、被害を受けた、またはその可能性がある企業向けの「不正アクセス特別相談窓口」を開設しました。同じページでは、中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン(第4.0版)も紹介されています。中小企業が自ら取り組みを宣言する「SECURITY ACTION」もあります。小さな店に専任の担当者はいません。だからこそ、「困ったときにどこへ相談するか」を知っておくことが、最初の備えになります。
【今週のピックアップニュース】ビジネスIDにおける2段階認証の必須化のお知らせ(LINEヤフー)
(出典:https://www.lycbiz.com/jp/news/20260317/)
■ CUEGOの視点
LINE公式アカウントなどを運営する「ビジネスID」で、4月30日から2段階認証をオフにできなくなりました。6月30日以降は、オフのままの利用者にもメール認証が自動で有効になっています。店のLINE公式アカウントは、お客さまと直接つながる大切な窓口です。乗っ取られれば、店の名前で偽のメッセージが送られてしまいます。サービス側が「必須」にしたのは、それだけ被害が現実的だからです。今一度確認してみてくださいませ。
【今週のピックアップニュース】【重要】ログイン時のパスキー必須化について(auカブコム証券)
(出典:https://kabu.com/company/pressrelease/20260914_2.html)
■ CUEGOの視点
金融機関では、二段階認証の「その先」が始まっています。auカブコム証券は、10月末を目標にログイン時のパスキーを必須にする準備を進めています。必須化後は、パスキー以外の方法ではログインできなくなる予定です。パスキーは、スマホの顔認証や指紋認証などでログインする仕組みで、パスワードそのものを使いません。お客さまから「パスキーって何?」と聞かれる日も、そう遠くないかもしれません。
【今週のピックアップニュース】7月下旬〜10月22日に公表された不正アクセス被害283件の分析
(出典:https://jinrai.co.jp/en/?p=8092)
■ CUEGOの視点
7月22日から10月22日までの3か月で、国内の企業・団体が公表した不正アクセスの被害は283件でした。目立つ手口は、アプリの仕組み(API)の悪用、委託先経由の被害、そしてメールアカウントの乗っ取りの3つです。このうちメールの乗っ取りは、二段階認証で大きく防げる典型的な被害です。メールは、ほかのすべてのサービスの「合鍵」でもあります。
今週の特別コラム:「少し面倒」は、店を守る鍵の重さ
先日、当社のWebサイトとGmailのセキュリティを強化しました。
WordPressのサイトはプラグインで二段階認証を入れました。調べてみると、プラグインによっては、そもそものログイン画面のアドレスを変えてしまうものもあります。ただ、どれにも共通しているのは、スマホの認証アプリ(Google Authenticator等)で確認コードを受け取るか、毎回メールで認証を受けるかのどちらかだということです。
Gmailは、アカウントの設定から二段階認証をオンにするだけです。
”ついでに、無料だからといくつも作ったまま、ほとんど使っていないアカウントも、すべて二段階認証にしました。使っていないアカウントほど、乗っ取られても気づけません。
正直に言えば、ログインのたびにひと手間増えるのは少し面倒です。でも、その「少し面倒」こそが、鍵の重さです。家の玄関に鍵を二つ付けるのと同じで、開けるのに一秒余計にかかる分、外からは開けにくくなります。
実は、サイトのアクセス解析を見ると、ここ最近、東南アジアからの閲覧が急増しています。おそらく人ではなく、ロボット(自動プログラム)による巡回でしょう。小さな会社のサイトでも、毎日のように誰かが「入れる扉はないか」と叩いて回っている。それが今のインターネットの現実です。
ここ数週間、情報漏えい、なりすまし、個人情報の管理と、続けてお伝えしてきました。
大きな話に聞こえたかもしれません。けれど、今日すぐにできる一番確かな一歩は、とても地味なことです。メール、LINE公式アカウント、予約やECの管理画面に、二段階認証を設定すること。設定にかかる時間は、1つあたり数分です
今週の「現場の備え」:二段階認証を「今日」入れる順番と、外さない約束
今日からできる6つのこと
- まずメールから:店で使うメールアカウントは、ほかのサービスのパスワード再設定にも使われる「合鍵」。最優先で二段階認証をオンにする
- 次に、お客さまとつながる窓口:LINE公式アカウント、Instagram、Googleビジネスプロフィールなど。乗っ取られると、店の名前で偽の連絡が送られてしまう
- そして、お客さま情報が入る場所:POS、予約システム、ECサイト、WordPressの管理画面。顧客情報を預かる場所には、必ずもう一つ鍵を
- 使っていないアカウントも忘れずに:昔作ったメールやSNS、試しに登録したサービス。使わないなら削除し、残すなら二段階認証を
- 予備の鍵を保管する:機種変更やスマホの紛失に備え、バックアップコードは紙に書いて施錠できる場所に保管する。可能なら、SMSより認証アプリを選ぶ
- スタッフと共有するアカウントの扱いを決める:誰のスマホで認証するのか、スタッフが辞めたときにどう切り替えるのかを、あらかじめ決めておく
心構え:二段階認証は万能ではありません。届いた確認コードは、相手が誰であっても絶対に教えない。それを含めて、初めて「鍵」になります。
💡 小さな小売店が「価格競争」を脱却し、自走するための処方箋
ここまで読んでくださった方に、もう一つだけお伝えしたいことがあります。
二段階認証の設定そのものは、数分で終わります。難しいのは、それを店の「当たり前」にすることです。新しいサービスを使い始めたとき、スタッフが入れ替わったとき、スマホを買い替えたとき。そのたびに誰が確認し、誰が設定するのか。決まっていなければ、鍵はいつのまにか外れてしまいます。
CUEGO LMSは、この「判断の基準」と「仕事の型」を、10分の動画と「自店ならどうするか」を考えるワークショップ形式で、あなたの店舗に合わせて一緒に言語化していくものです。知識をインプットして満足するのではなく、「明日から誰が、何を、どう判断するのか」まで踏み込むための学習プロトコルです。
- 店のアカウントの管理が、店主一人の頭の中にしかない
- 新しいツールを入れても、使い方や守り方のルールがない
- 教えたいことはあるのに、教える仕組みがない
そう感じている方は、まずは無料の10分動画とワークショップを体験してみてください。

